「令和の虎」で500万円のパーフェクトALLとなった、堀大輔さんの睡眠サプリ事業が次の段階へ進んでいます。
本家出演回は公開から約1週間で150万回再生。大きな反響を集めた一方、出演後に明らかになった数字は、話題になることと商品を売ることの違いを浮き彫りにしました。
10月4日に公開された「虎イch」では、販売面の課題だけでなく、新会社の設立準備や虎たちの役割、睡眠サプリの商品構想まで公開。パーフェクトALLの先で、事業を形にするための動きが具体化しています。
目次
パーフェクトALL後、出演回は約150万再生へ
堀さんは「令和の虎」で睡眠サプリ事業をプレゼンし、500万円のパーフェクトALLを達成しました。
その後、出演回は公開から約1週間で150万回再生まで伸長。堀さん自身も1週間にわたるライブ配信などで注目を集め、YouTube上では関連する話題が広く拡散されました。
出演をきっかけに認知は大きく広がりましたが、その反響がそのまま睡眠サプリへの関心につながったわけではありません。
稲葉信氏が着目したのが、本家動画で案内していた睡眠サプリに関するLINEの登録者数です。
150万再生でもLINE登録281人、最初に直面した「売る難しさ」
150万回再生された動画から、LINEへ登録した人数は281人でした。
稲葉氏は、150万人が視聴した場合、0.1%でも1,500人程度の登録を想定していたと説明。実際の281人という結果を受け、事業がうまくいくのか不安を感じていることも明かしました。
動画が大きく伸びても、そのまま商品への関心や購入につながるとは限らない。パーフェクトALLと150万再生のあとに、最初の販売課題が見えてきた形です。
この課題を受け、稲葉氏は出資した虎の一人であるドラゴン細井氏を訪問。「虎イch」では、LINE登録281人という結果を踏まえ、今後の販売方法や事業の進め方について意見を交わしています。
ドラゴン細井氏が見た別の勝ち筋、ライブ配信から販売へ
LINE登録者数を聞いたドラゴン細井氏は、「LINEが全てじゃない」と別の見方を示しました。
注目したのは、堀さんがライブ配信で集めている視聴者です。ライブには多くの人が集まり、スーパーチャットによる反応もあることから、商品をライブ内で販売する方法にも可能性があると考えています。
つまり、LINEへ集客してから販売する方法だけではなく、すでに堀さんへ注目している視聴者へ、その場で商品を届ける方法も選択肢になります。
150万再生をどう売上につなげるかという課題に対し、既存の発信力を生かした販売方法の検討が始まりました。
新会社は登記直前、虎たちの役割も具体化
販売方法を模索する一方で、新会社の設立準備はすでに進んでいます。
稲葉氏によると、堀さんとは出演後もやり取りを続けており、会社名は決定済み。ホームページも制作され、あとは登記を行う段階まで準備が進んでいるといいます。
会社設立と同時に進める予定なのが、睡眠サプリの商品開発です。
商品開発ではドラゴン細井氏側と連携し、細井氏は自身のもとにサプリを担当するスタッフがいることも説明しました。一方、稲葉氏はデジタルマーケティングやECを担当する考えを示しています。
堀さんを中心に、商品開発と販売のそれぞれを虎たちが支える体制が見え始めています。
「ただの睡眠サプリ」にしない、堀大輔のコンテンツも商品へ
今回の動画では、何を商品として届けるのかについても議論が進みました。
ドラゴン細井氏は、成分だけで特徴を出そうとするのではなく、既存のサプリに関する知見を踏まえながら、堀さん独自の要素を加える方向性に言及しています。
その一つとして挙がったのが、睡眠サプリと堀さんのプログラムや既存動画を組み合わせる構想です。
サプリを飲んで終わりにするのではなく、堀さんがこれまで培ってきた睡眠に関する知識やコンテンツも組み合わせ、商品の付加価値につなげる考えです。
あわせて商品の使いやすさについても検討されており、堀さんはカプセルが大きくなりすぎないよう、できるだけ取り入れやすい商品にしたいと説明しました。
具体的な配合は今後詰めていく段階ですが、サプリと睡眠コンテンツを組み合わせる商品づくりの方向性は、徐々に具体化しています。
狙うのは、睡眠に悩む人が始めやすい「最初の一歩」
堀さんが今回のサプリを届けたいのは、すでに睡眠について深く学んでいる人だけではありません。
何をすればいいのか分からない人や、生活習慣を大きく変えることにはハードルを感じながらも、睡眠を改善したいと考えている人を想定しています。
そうした人にとって、手に取るだけで始められるサプリメントは取り入れやすい選択肢になると堀さんは考えています。
「睡眠に困られてる方であったりとか、日中の眠気に困ってる方にアプローチするためにもこれは絶対成功させたい」と話し、サプリを睡眠について考え始める入口にしたいという考えを示しました。
「30分睡眠」をあえて前面に出さない堀大輔
今回の事業を考えるうえで、もう一つ印象的だったのが、堀さん自身の「30分睡眠」との向き合い方です。
堀さんは短時間睡眠で広く知られるようになりましたが、最近は自身の睡眠時間を積極的に公表していないと説明しました。睡眠時間そのものを変えたわけではなく、あえて発信の前面から外しているといいます。
その背景にあるのは、「睡眠時間は自由で、悩まないのが一番」という考え。
睡眠サプリを通じて睡眠の重要性を伝えていく中で、自身の「30分」という数字ばかりが注目されれば、本来届けたいメッセージの妨げになりかねません。
150万再生を集めた話題性をそのまま商品化するのではなく、何を届ける事業なのかを改めて組み立てる。パーフェクトALLの先で、堀さんと虎たちは睡眠サプリ事業のあり方そのものを詰めていっています。

