2024年9月、「ミダシーを全国展開し、100億円企業を作る」という未来を掲げて令和の虎に登場した土橋和貴社長。
それから約2年、当時はまだ新たな美容サービスの構想としてプレゼンされていたミダシーが、全国各地へ店舗を広げる段階まで成長しています。
さらに注目したいのが、店舗数だけではありません。令和の虎出演時にはまだ具体化されていなかったフランチャイズの仕組みも整えられ、全国展開を加速させる新たなエンジンとなっています。
令和の虎で描いた未来は、どのような道のりを経て現在の全国展開につながったのでしょうか。
目次
「ミダシーを全国展開したい」令和の虎で明かした100億円構想
土橋社長が614人目の志願者として令和の虎に登場したのは、2024年9月13日です。
希望金額は1,000万円。番組では「月1回・1時間・1万円で身だしなみを整えるミダシーを全国に展開し、100億円企業を作る」という未来を掲げました。
出演当時、土橋社長はメンズ脱毛サロンを全国17店舗、すべて直営で運営し、年商見込みも約10億円と説明。すでに店舗経営の実績を持ったうえで、新たな業態としてミダシーを立ち上げようとしていました。
ミダシーでは、ヒゲ脱毛やホワイトニング、眉毛スタイリング、鼻毛ワックス脱毛、ネイルケアなど、男性の身だしなみに関する複数のサービスをまとめて提供。土橋社長自身が感じていた、店舗を探して予約し、それぞれに足を運ぶ手間を解消する発想から生まれたサービスです。
すでにある店舗経営の実績を土台に、新たな美容業態を全国へ広げる。現在のミダシーにつながる構想は、この令和の虎出演時から明確に描かれていました。
虎も唸った事業計画!林社長の1,000万円で完全オールを達成
プレゼンでは、ミダシーのアイデアだけでなく、既存事業での実績や事業計画も虎たちの注目を集めました。
一方で、会員増加時の予約枠やスタッフの採用・教育など、店舗を増やすうえでの課題についても議論されています。
現在につながるポイントのひとつがフランチャイズです。当時の土橋社長は、既存の直営店をミダシーへ転換した先にFC展開する構想を示していましたが、加盟金やロイヤリティなどはまだ具体化していませんでした。
最終的には林尚弘社長と谷本吉紹社長がそれぞれ1,000万円の1人出しを表明。土橋社長は、出演前から出資を受けたいと考えていた林社長を選び、完全オールを達成しました。
現在では全国展開を支えるミダシーFCも、この時点ではまだ将来構想のひとつ。令和の虎出演後、その構想がどのように形になったのかが今回の店舗拡大につながっていきます。
新宿で手応えをつかみ、ミダシーは「構想」から多店舗展開へ
令和の虎出演後、ミダシーはすぐに全国へFC店舗を増やしたわけではありません。
まずは実際の店舗でサービスを磨き、全国展開できる業態としての土台を作っていきました。
2025年6月には新宿本店を拡大移転。さらに新宿本店では月額サブスク会員が上限に達し、新規入会を一時停止するほどの反響があったとミダシー側は発表しています。
令和の虎出演直後に実施したFiNANCiEのトークン販売でも、開始5分でほぼ全コースが完売し、総額2,872万円を調達しました。
そして2026年春からは、池袋や横浜、千葉、福岡など全国9店舗を順次オープンする多店舗展開フェーズへ移行します。
番組でプレゼンした新業態をまず店舗で形にし、その反響を確かめたうえで、次の全国展開へ進んだ流れが見えてきます。
構想だったFCが本格始動、全国展開を加速させる仕組みに
店舗展開の流れをさらに大きく変えたのが、令和の虎出演時にはまだ詳細が固まっていなかったフランチャイズです。
ミダシーは2025年9月22日からFC0次募集を開始しました。
すると、わずか1週間で56社から応募があり、応募された加盟金の総額は1億2,320万円に到達。加盟説明会にも100人を超える参加者が集まるなど、FC事業そのものが大きな注目を集めました。
現在は0次募集を経て一次募集へと進み、FCチャンネルでも全国を対象に加盟募集が行われています。
令和の虎では「将来的にはFCも」と話していた構想が、約1年後には多数の加盟希望者を集める仕組みへと変化しました。
ミダシーの全国展開を考えるうえでは、新店舗が増えたという結果だけでなく、出店を継続できる仕組みとしてFCが立ち上がったことも大きな転換点といえます。
全国展開が現実に!営業店舗は関東から関西・九州まで拡大
FC展開の本格化と並行して、実際に利用できるミダシーの店舗も全国へ広がっています。
公式サイトでは、新宿本店や池袋店、東京八重洲店に加え、大宮店、千葉店、エキニア横浜店、川崎店、藤沢店などを営業店舗として掲載しています。
関東以外でも岐阜店、福岡天神店が営業しており、2026年9月には関西へ進出。9月9日に梅田店がオープンし、9月24日には心斎橋店も公式サイトの店舗一覧に加わりました。
2024年の令和の虎出演時に土橋社長が語ったのは「これから全国展開したい」という未来でした。
約2年後の現在は、その言葉通り、東京以外でも実際にミダシーを利用できる地域が生まれています。
構想や加盟募集だけではなく、「営業している店舗」が複数エリアへ広がっていることが、全国展開の現在地を示しています。
次なる出店も全国各地で進行!ミダシーの拡大はさらに先へ
すでに各地へ進出しているミダシーですが、店舗拡大はここで終わりではありません。
公式サイトでは、名古屋栄店が2026年10月3日、仙台クリスロード店が10月9日にオープン予定。立川フロム中武店と恵比寿店も10月、三宮店は11月のオープンが予定されています。
さらに土橋社長は2026年8月、自身のXで、オープン中・オープン予定を含めて32店舗のエリアが確定したと発表しました。
ミダシーの最新の店舗一覧(出店予定含む)です。
■東京エリア
・新宿本店
・池袋店
・東京八重洲店
・立川フロム中武店
・恵比寿店
・上野店
・渋谷店
・錦糸町店
・高田馬場店■関東エリア
・大宮店
・エキニア横浜店
・川崎店
・藤沢店
・武蔵小杉店
・千葉店
・柏店
・船橋店■関西エリア…
— ドバシー社長(土橋和貴)🔥令和の虎 (@Kazuki_Dobashi) August 24, 2026
一覧には、すでに店舗を構えるエリアに加え、札幌、上野、渋谷、錦糸町、高田馬場、柏、船橋、天王寺、西宮、名古屋駅前、熊本、鹿児島など、今後の出店につながる地域も並んでいます。
関東や関西だけにとどまらず、北海道・東北・中部・九州まで次の出店候補が広がっていることから、ミダシーの全国展開はさらに加速していきそうです。
令和の虎で掲げた全国200店舗・年商100億円という目標まではまだ道半ばですが、出演時には構想だったFCが始動し、営業店舗と次の出店計画が同時に広がる段階まで進みました。
令和の虎で語った「全国展開」が、これからどこまで広がっていくのか。新たな地域で続々と予定されているミダシーの出店に、今後も注目が集まりそうです。

