堀大輔「30分睡眠」に転機、令和の虎で500万円パーフェクトALL

堀大輔「30分睡眠」に転機、令和の虎で500万円パーフェクトALL

「1日30分睡眠」で知られる堀大輔さんが、本家「令和の虎」に志願者として登場しました。

挑戦するのは睡眠サプリ事業。プレゼンでは、直前にAI自動投資で資産を大きく失っていたことや、自身の代名詞である「30分睡眠」を今後名乗らなくなる可能性まで明かされます。

ドラゴン細井氏が商品の差別化や販売面について意見を述べる一方、ほかの虎からは「30分睡眠」という発信が与える影響への懸念も示されました。

それでも最終結果は、希望額500万円のパーフェクトALL。そこに至るまでには、堀さんが虎を選ぶという意外な展開も待っていました。

AI自動投資で資産3万6,000円、睡眠サプリで再起へ

堀さんが今回提案したのは、寝つきと目覚めを支える2種類の睡眠サプリです。

睡眠分野で長年活動してきた経験を生かして商品化を進めるため、投資で500万円を希望しました。

その背景として明かされたのが、直前の大きな投資損失です。

堀さんによると、自身で組んだAIの自動投資プログラムが暴走し、想定外の取引に大きなレバレッジがかかったことで「ほぼ全財産」を失ったとのこと。8月31日時点では、個人と法人の銀行資産を合わせて3万6,000円だったと話しています。

本来は自力で進める予定だったサプリ開発も難しくなり、今回の500万円は会社を立て直すための一手という意味も持っていました。

サプリが売れるほど「30分睡眠」の誤解が広がる?虎が示した懸念

プレゼンでは、商品そのものに加えて堀さんの「30分睡眠」も大きな論点となりました。

堀さんは、30分睡眠になったのは睡眠について調べ、自身の体で試行錯誤を続けた結果だと説明。誰にでも勧めているわけではなく、SNS上で睡眠時間だけをまねる「堀大輔チャレンジ」のような動きについても「止めたい」と語っています。

一方、虎からは、堀さんの名前を冠したサプリが広まることで「30分睡眠そのものが正当化されているように見えるのではないか」という懸念も。無理に睡眠時間を削ろうとする人が現れる可能性まで含め、出資を迷う理由として語られました。

ただし、その知名度は販売面では武器にもなります。

ドラゴン細井氏は、既存成分を使う商品だからこそ、堀さん自身のキャラクターや発信力が商品の入り口になる可能性を評価しました。

「30分睡眠」というイメージが、商品の強みにもリスクにもなり得る。この両面が、今回のプレゼンで大きく議論されています。

2026年10月ごろに「30分睡眠」の看板を下ろす意向

こうした議論のなか、堀さんは自身の今後についても踏み込んだ発言をしました。

約17年間にわたって30分程度の睡眠で活動してきたとしたうえで、2026年10月ごろを目安に「30分睡眠」を名乗るのをやめる考えを示しています。

その前段として行っているのが、9月10日から16日まで30分睡眠で生活する様子を公開する1週間のライブ配信です。

堀さんは、ライブ配信を終える前に肩書きを外せば「嘘つきだった」で終わってしまうと説明。配信を終えて一区切りをつけた後に看板を下ろし、「30分睡眠」という言葉の一人歩きを止めたいと話しました。

なお、看板を下ろした後もすぐに睡眠時間を変えるわけではなく、しばらくは30分睡眠を続けたうえで、数か月後に睡眠時間を延ばす実験も検討しているとしています。

スキル獲得版ではコラボ商品をめぐり返金対応も

堀さんは以前、「スキル獲得版 令和の虎」にも出演し、迫佑樹社長との協業が決まっています。

出演後には、無料のオンライン睡眠セミナーを開き、その先で堀さんの既存サービスを案内するか、共同で新たな睡眠プログラムを作る構想が明かされました。その後、実際に堀さんとのコラボ商品が販売されています。

このコラボ商品について、迫社長は後にXでお詫びを投稿。

協業時には「17年間、1日30分睡眠を続けている」という堀さんの発信を確認し、実際に30分睡眠で生活できているのかを検証することも企画の条件にしていたと説明しました。

迫社長によると、この1週間のライブ配信では、通常の睡眠時間とは別に施術中に眠っているように見える場面があり、堀さん本人からもマイクロスリープについて説明があったとのことです。

迫社長は、これだけで過去の発信を「虚偽だった」と断定するものではないとしたうえで、不安や疑問を感じた購入者にはスキル獲得版側の負担で返金対応すると表明しました。

500万円では足りない?「起きてる割に資料が薄い」と虎が一喝

プレゼン後半、虎たちの視線は事業計画の甘さにも向けられます。

希望額は500万円でしたが、初期ロットだけでなく試作まで含めて本格的に商品開発を進めるなら「2,000万円ぐらい」必要ではないかとの指摘が出ると、堀さんもその金額水準を認めました。

そして、30分睡眠の堀さんだからこそのツッコミも飛び出します。

「23時間半作業時間だったら作れるやろ」
「起きてる割にこれ薄い」

資料の作り込みについて厳しく問われると、さらに「起きて何してんねん」と畳みかける場面も。30分睡眠を逆手に取った掛け合いに笑いが生まれました。

ただ、問われている内容は真剣です。多忙な堀さんが本当にサプリ事業へ時間を割き、500万円を受け取った後にどこまで事業を作り込めるのか。

パーフェクトALL直前まで、事業計画にはかなり厳しい言葉が向けられていました。

それでも虎が出資したかった理由、今度は虎側がアピール

厳しい指摘が続いた一方、プレゼン終盤になると空気は大きく変わります。

今度は虎たちが、「自分と組めば何ができるのか」を堀さんへアピールし始めました。

ある虎は、自身が展開する店舗で各10袋ずつ扱えば初期の商品を動かせるとして、具体的な販路を提示。別の虎からは、過去にサプリ事業へ500万円を出資し、実際に商品を立ち上げた経験もアピールされています。

さらに、以前堀さんが睡眠に悩む人物へ自社商品ではないサプリを勧めていた姿を見て、「本当に睡眠障害者に向き合う方なんだな」と評価する声も。約800人規模の組織を、商品を届ける先として生かせるとの提案まで飛び出しました。

事業計画には注文を付けながらも、最後は虎側が「自分を選んでほしい」とアピールする展開へ。

資金を求めてやってきた堀さんが、今度は一緒に事業を進める虎を選ぶ側に回ります。

「嬉しすぎて吐きそう」堀さんが選んだのは林社長を除く4名

複数の虎から出資の意思が示され、最後は「誰から500万円を受け取るのか」を堀さん自身が決めることになりました。

予想していなかった展開に、堀さんは「皆さんがすごすぎて」「嬉しすぎて吐きそう」と困惑します。

すると周囲から「ちょっと寝ますか?」、さらに「仮眠取って」と声が飛び、最後の最後まで30分睡眠を絡めたやり取りが続きました。

そして堀さんが選んだのは、林尚弘社長を除く4名から125万円ずつ受け取る形です。

虎側からも「初めてじゃない?」と驚きの声が上がるなか、堀さんは林社長を外した理由について、プレゼン中の聞く姿勢や、その後のやり取りから感じた「熱量の違い」に言及しました。

500万円のパーフェクトALL、虎側も商品開発へ協力

最終的に4名の虎から125万円ずつ、希望額500万円が集まり、パーフェクトALLとなりました。

プレゼン終了後には、「30分睡眠しましょう」という誤った情報がSNSなどで広がる怖さに触れつつ、今回のように真剣に話すことで、堀さんの本来の考えが伝わる可能性があるとの振り返りもありました。

さらに虎側は、今後のサプリ開発にも協力していく意向を示しています。

資産3万6,000円という状況から始まった今回の挑戦。500万円と虎たちの協力を得た堀さんが、実際にどのような商品を形にするのかが次の注目点になります。

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堀大輔さん:YouTube|X|Instagram